Scrum Fest Osaka 2019 (#scrumosaka) で登壇してきました
非常に充実したイベントでした。本当に終わった後に気持ちは大満足、満足すぎて体力グッタリなイベントは初めて。#scrumosaka
書こう書こうと思ったら、時間が経ってしまった…。
先週金曜・土曜とあったイベントなのだけど、日曜は本当に文字通りの「終日」採用イベントに参加していて体力の限界もあり、月曜は一気に疲れが出たのか爆睡の後移動、火曜・水曜と東京出張と続いてしまったので、やっと書く時間が持てた次第です。
今日と明日はScrum Fest Osaka!#scrumosaka
先日、2月22日・23日の連日で行われました、関西では初のスクラムフェス大阪。弊社はスポンサーとしても参加させていただきました。そして、当の私を含め、東京2名、大阪2名が登壇者として参加させていただくことになりました。
この記事の内容
登壇してきました
実は、初めてのCall for Proposal、略してCfP。今までのプレゼンは「お願いできますか」ベースなことも多かったので、まずこのCfPを出すところから結構悶々と練りました…。おかげで採択いただきました!ありがとうございます!
個人的には、毎回そうですがうまく伝えられたのかどうかというのが本当に後悔の嵐です…。が、そうそう悔やんでいられませんので、資料はこちらにアップしてあります、ご参考にどうぞ。Twitterの反応とかチラ見しましたが、マネージャーってことば自体がやっぱりいろんな捉え方されているんだなとも思いました。
今回はテーマにするものが2つ入ってしまったが故に、本当にプレゼン構成を悩みまくりました。
私がこのプレゼンで言いたかったのは、ただ2つ。別にエンジニア経験がなくたって、モノ・サービスを作ることには関われる。マネージャーというのはあくまで役割(ロール)であって、偉いとかいう話ではないということ。これだけです。
そして、どんなときも「誰のために、何のために」というところを大事にするということ。
私の今回のプレゼンの今北産業はこれですね。笑
プロダクトマネージャー(プロダクトオーナー)に関して
なんと、2014年2月23日にこんな記事を書いてました。ちょうどこのプレゼンの5年前です。
まさかの日付シンクロに引くわ!笑
そしてこの気をつけていることを読んでも、エンジニア経験が必要ない話しか書いてないなーと思うのです。
あとは、私のあとに登壇した椎葉さんのプレゼンに、プロダクトマネージャー(プロダクトオーナー)としてどんな感じで動いていたのかは本当にうまく表現されています。
毎度のことながら、絵も上手いけどまとめ方が上手い…。
私自身スクラムとか知らなかったおかげで、良いプロダクトを作るとか使ってくれる人がHappyになるものを作るとかに集中できたのは、言うまでもなかったりします。
プラクティス厨になる前にプラクティスすら知らなくてただもがきまくってたけど、大事な心がけだけは忘れず実直に向き合った感じ。
だから本当にどんな人でもなれるんですよ、プロダクトマネージャー(プロダクトオーナー)に。
エンジニアリングマネージャーに関して
ブログネタとしては仕事のことは全然書いていないのですが、書籍を読んだりPodcastingを聞いたりはしていて、日々試行錯誤しています。
今回のプレゼンをまとめるにあたって、じっくり読み漁ったものはこちら。
こちらはまだ明確な回答ややってみたことは全然少ないんですけど、それでもやり続けてることとしては、エンジニアを含めたメンバー全員が楽しく仕事できているかということを外側から観察し続けることですね。悩んでいたら話を聞くし、アドバイスもする。でも強要はしない。
あくまで、「自身が楽しく働けている」と実感してもらえるようにできることはなんでもする感じ。
実際、直近で「やってしもたー!」と超絶後悔する出来事もあったりしたので、エンジニアリングマネージャーとしては、感情の起伏がとっても激しい日々を過ごしています。イケてるよなーって思ってたら谷底に落ちることなんて、しょっちゅうです。
次はこの辺をもう少しいろいろ話していけたら、特にサーバントリーダーシップ周りで話していければって思った次第…。これも手探りですけど。
参加者として
今北産業!一旦早めにお暇してJ開幕戦向かいます。#scrumosaka
平鍋さんのお話を一番最初に聞いてしまい、なんだか伝えたいことがかぶる!!!と焦るところからスタート。藤村さんのセッションで、プラクティス厨ってあったけど、最初はそこからやればいいんだよ、単に真似るだけじゃなくそこから学んでいくことがあるというエモい感じを聞いてしまうと、なおさらのこと「知らなくたってなんとかなる」ということを伝えたくなってしまい、何度もスライドの順を並び替えたりし始めるきっかけになりました…。
こういうイベントに行くと、学びというか新たな気づきや「やっぱりどこもそうなんよね、よかった自分たちだけが悩んでいるんじゃない」って思って情報交換や新たな手法を持ち帰られる。その手法を是非とも試したくもなる。成功するとかしないとかは関係ない。
自分自身がプロダクトマネージャーとしてやってきたことも、今エンジニアリングマネージャーとしてやってることも、これに尽きるんだよなって思う。働いてるメンバーであるエンジニアのみんなひとりひとりも、これを基準にしてほしいって思っている。そうなるとScrumかどうかなんてこだわらなくてもいいんじゃないかって思うわけなのです…。極端ですかね。
これらの積み重ねが、ユーザーに喜ばれるものを作ることになっていくんじゃないかな。そしてそれが世の中をHappyにするんじゃないかな。
って思った2日間でした。
番外編
このブログも基本年2回更新しか数年してなかったのですが、こんなカテゴリを作って書いていたことがありました。もう5年も前。
このあたりを読んでいただければ、5年以上前のスクラムを知らないままプロダクトオーナーの仕事をしていたときに考えていたこととかが読めます。何でもかんでも最初からうまく行ってたわけではなく、日々試行錯誤を繰り返し、ひとつずつ発見していったんだったな、と改めて思うのでした。よろしければ是非。