「仕事」が「作業」だと働いててもつまんないよね
結局のところ、いろんなセミナーを受けてみたりいろんな人の話を聞いてみたりした結果思うこと。
ほんとにいろんなことやってみた結果思うことです。
いつからやってたかって、もう8年ぐらい前から模索してる。
28歳頃からIT業界は嫌だとか、PM業(Project Management)は嫌だとか、この業界しんどいとか向いてないとかもっと楽しいことがあるはずとか、そう思っていろんな方面に手を出してみた。
- アロマテラピーの世界とか→インストラクター資格は取った
- 趣味の食べ歩きでライターできないかなーとか→雑穀アドバイザー、フードアナリスト4級は取った
- 派遣で働きながらベリーダンサーとか!→ベリーダンスは4年習ったし、CAD2級は持ってるし建築CADなら使える
- セミプロぐらいでいいからサックス奏者とか!→サックス習い事歴は10年になりましたが…
- ブロガーでフリーランスとかできるのか?とか…→ブロガー歴は10年超えました
後半にいたっては、起業するってどういうことやねん?っていうのを松原靖樹セミナーの1つである「女性起業入門コース」とか受けてみたり。(松原靖樹氏は、経沢さんが経営しているトレンダースの女性起業塾の顧問でもある、とのことですが…)
ですが。
結果的に8年たってもIT業界にいるし、PM業で社員で転職し続けて、今はとある企業の開発部のプロデューサー時々チームリーダー。
結局は私が『仕事』をしていて『楽しい』と思える、『仕事をした結果』がよければ『ニマニマしてしまう』のが、
人が楽しい!便利!役立つ!と思ってくれるモノやサービスを作るお手伝いを縁の下の力持ち的にすること
なのです。
それが業界的にITかどうかはどうでもよく、結果的にIT系が強みだったからその業界にいるだけのこと。
それ相応にいろいろ紆余曲折してるんですよ、私も。まぁこれらを仕事しながら並行でやってたっていうと大体驚かれるんですけど…(汗)
それはさておき。
この辺のことを考えてると、人によって『仕事』に対する姿勢とか考え方とかがすごくいろいろだなーっていうことに気づきました。
昨夜、相方さんのお仕事の話を聞いてても同じこと思ったんだよなー。
『仕事』に対して「愛を持って接することができる」かってところが、仕事に対する姿勢とか対応の仕方とかに出てくる気がする。
つまり「愛を持って接することができる」というのは、本質的には『楽しい』とか『ニマニマする』とか『超好き』とか結構単純なこと。
- なぜその仕事を自分が担当しているのか?
- その仕事を行う本来の意味は何なのか?
- なぜその仕事をする必要があるのか?
- その仕事を頼んできた相手の意図は何なのか?
『仕事』が『作業』になっていると、頼まれたことやお願いされたことをその文字面どおりにしかできない。
意図を考えたりとか、意味を考えたりとか、なぜそれを行うのかとか。
『仕事』に対して愛情があったら、つまり『仕事』を『仕事』としてきちんととらえていたら、無理難題がやってくるとこれらのことを考えると思う。
『仕事』が単なる『作業』になっていると、作業だから文字通りのことしかしないし頼まれたことしかしないし深く考えたりもしない。
そしてその『作業』に対して不平不満も出てきて愚痴が多くなる。
さらにそんな状態なので、『作業』なのに『ミス』をする。怒られる。悪循環。
自分探しもいいけど、人生を過ごすにあたって何をすれば『楽しい』『ニマニマする』『超好き』と思えるか、ってとこに軸足を置けば、目の前の『仕事』に対する考え方も変わるかも?
どんな業種、どんな業界にいるかは、あんまり関係ないような気がするなー。
そして今のお仕事が好きと思ってる人は『本当に好き』だったら、もっと愛情を注がないとだめかな。
愛情なく作業になり下がっている仕事だったら、愛情を持てるようにするには何が足りないのか考えたほうがいいんじゃないかな。
なーんて、ぶつぶつ思ったのでした。
【追伸】私が今のサービスを根気強く担当できているのは、以前いらっしゃった方に「Atzさんはうちのサービスを一番愛してくれてるよね」と言ってもらえたことが実は一番大きいのかも…。